気持ちを実感する努力をしよう

自分の気持ちに気付こう。

その思っていること、感じていることにもっと気付こう。


思うことと感じることは、ひとつのことの表と裏。

外に流すことと内に流すこと。

感じることができるから、思うことができる。


感じられなくても、思うことはできるんじゃないかって？

思ってばかりだと気持ちが薄れていくよ。


思ったら、その分感じよう。


そう思うことは、そう感じていること。

そう感じていなければ、そう思わないということ。

内に流すことができなければ、いずれ外に流すことができなくなる。



なにかを感じると、内に流れてくるものがあるんだ。

なにかを思うと、外に流れていくものがあるんだ。

その流れを滞らせることは、心に栄養を送らないことと同じなんだ。


その滞りを治すことができたとき、俺はこの言葉を使う。

感動



言葉は、ひとつの意味じゃない。

言葉は、観る人によって、いろんな意味がある。


俺が、観る人によって違う言葉を使って表すこと。

それは、誰かに俺のなにかを伝えたいということ。


どんなに、観る人の言葉の意味が違おうと、

俺の観ている言葉の意味は、俺の観ている言葉の意味なんだ。


言葉の違いが解ること。

それは、誰かと自分の気持ちを繋ぎ合わせること。





落ち着いているとさ

自分の温かさを感じる

落ち着いていないとさ

自分の温かさを感じない


落ち着いているとさ

自分の呼吸が聞こえる

落ち着いていないとさ

自分の呼吸が聞こえない


落ち着くことは、

まわりのことが解ることでもあり、自分のことが解ることでもあるね。


「幸せ」は、落ち着いている中にある。


あなたが幸せだと、俺も幸せだ。

なんで、人が幸せだと自分も幸せなのかって？

人が嬉しそうにしていると、自分も嬉しくなってこない？

人が哀しそうにしていると、自分も哀しくなってこない？


その人が倖せそうにしていても、幸せには感じない。

その人の喜びや楽しみを感じると、幸せに感じる。

矛盾しているように思われるかも知れないけど、

その人の倖せに幸せを観じているのではなく、

その人の喜びや楽しみに幸せを観じているということ。





人を「好き」になるってどういうことだろうね。

人には良い面もあれば悪い面もある。

性欲ってあるじゃん？

今の俺が考えるに、

どうやら、性欲が「好き」というものを表しているように観じてる。

本当に「好き」なら、「やりたい」と思うのだろうか？と。


性欲が「やりたい」と思わせてる。

「好き」ということと、「やりたい」ということは、別もの。


「好き」ということは、その人を観るということ。

「やりたい」ということは、自分の性欲を満たしたいということ。


「好き」だから、「やりたい」っていうのは、

その人を"ただ"観ているのではなく、やる対象として観ているってこと。



「人を好きになる」という言葉は、

誰かという相手が必要なんじゃなくて、

誰を観ても、"ただ"観ることができるということなんだ。


ちゃんと観れれば、人の"好さ"が観えてくる。

それが、「人を好きになる」っていうことだと観じている。