許す気持ち。即ち、慈悲。

仕舞い込まなくていいんだよ。

今在る状態をちゃんと観れることが大事なんだ。

なんていうか、

自分を自分で従えるっていうより、

包み込むような、許すような気持ちが大切なんだ。


自分を観察してごらんよ。

自分のことで憎悪してるのも自分なんだ。

実際自覚しなきゃいけないのは、

過去のことよりも、憎悪している"今の自分"の方なんだよ。



確かに、今の現状を観るためのキッカケに、

止め処なく流れているものを止めようとすることも必要かも知れないね。

もちろん、流れそのものを止めれるわけじゃないんだ。

止めようとすることは、そこから離れようとすることと同じなんだよ。

つまり、一度、感じているものを感じないようにすればいい。

意識と流れているものの繋がりを遮断するんだ。

それすらも、遮断されるわけじゃないんだけど。

一度真っ白な状態からすべてを観ないと、ちゃんと観れないとは思う。

ひとつずつ捨てるのが難しいなら、なにもないところから始めればいい。

もう、なにもないと思っていても、まだ沢山持っているものが観えてくる。

でも、それでいいんだよ。

そこからが本当に捨てるための生きる道なのだから。



憎悪しているのは、自分がどうありたいかという「志」の現れ。

それこそ憎悪しているのは何のためなのか、知ってあげることが大事だよ。

自分の"サイン"は、なにを伝えようとしてる？

それが、今あなたに伝わってほしいものなんだよ。