一、役者として

2005年3月10日
観方を舞台に喩えて観る


舞台上で演じるもの

舞台を観ているもの

舞台上で演じているものや舞台を観ているもの を観ているもの

舞台上で演じているものや舞台を観ているもの を観ているもの を観ているもの


舞台上から観えるのは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚 という五感。
舞台を観ているものから観えるのは、意識 という第六感。


一生懸命、役を全うしよう。
ただ、自分は役を演じ、舞台を観ていることも忘れずに。

なにかに夢中に成ることは、我を忘れることに同じで、
我を忘れていると、なにがなんだか覚らない。

落ち着いて演じて行けば、
今、自分がどんな役なのか少しずつ観えて来る。

本来の役が覚って来るに連れ、すべてでひとつな舞台に立つことが増えて来る。
その時々の役も観えて来て、自ずと周りの役も観えて来る。

次第に共演者や観客と一体と成り、
やがて、すべてでひとつな劇が出来る。

 

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